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政府、大会関係者に北京五輪公式アプリ利用で注意喚起 - 期間中の攻撃にも警戒を

やむを得ず、北京大会に個人所有の端末を持ち込んだ場合は、帰国後に端末の初期化を実施し、以降も不審な動作に注意するといった対策を挙げた。

また無料で提供されている公衆無線LANの利用を控えることや、ソフトウェアのアップデートの実施、パスワードの使い回しを避ける、多要素認証の利用、バックアップの実施など、基本的なセキュリティ対策を求めている。

あわせて同大会期間中は大会に乗じたサイバー攻撃、サイバー犯罪などの発生が予見されるとして、大会関係者以外にも広く注意喚起を行い、被害に遭った際は警察に相談するよう呼びかけている。

ライブ配信をはじめ、公式サイトを装ったフィッシング攻撃や、大会関係者や関連サービスを装うメールのほか、大規模なサイバー攻撃が発生する可能性があると指摘。

パッチの適用など基本的なセキュリティ対策を講じ、自組織ネットワークやウェブサイトが停止した場合に備え、連絡体制や対応計画などを確認するよう求めた。

(Security NEXT - 2022/02/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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