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聖火ランナーの生年月日を報道発表資料に誤記載 - 佐賀県

佐賀県は、東京2020オリンピック聖火リレーのランナーを発表した際、誤ってプレスリリースへの記載について事前に承諾を得ていなかった生年月日を記載したとし、プレスリリースの公表を中止した。

同県によれば、東京2020オリンピック聖火リレー佐賀県実行委員会が選出した5月10日に走行予定の聖火ランナー24人について、4月23日に報道発表したが、プレスリリースへ生年月日を記載することについて事前に承諾を得ずに記載するミスがあったという。

ただし、年齢やメディアによる問い合わせがあった場合に生年月日の情報を提供することについては承諾済みだったとしている。

同月25日、同プレスリリースを佐賀県実行委員会のウェブサイトにも掲出するため、データを委託先に提供したところ、翌26日に委託先から公表内容に生年月日が含まれていると指摘があり、ミスに気がついた。

同県では、問題があったプレスリリースを非公開とし、対象となるランナーに対し電話やファックスで謝罪を行ったとしている。

(Security NEXT - 2021/04/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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