「WordPress」にセキュリティアップデート - 4件の脆弱性を解消
コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」の開発チームは、最新版となる「WordPress 5.8.3」を公開した。
今回のアップデートは、非公開で報告されたセキュリティに関する4件の脆弱性を修正したセキュリティリリース。「同5.8.3」をはじめ、「同3.7」以降の各ブランチ向けにアップデートを用意している。
具体的には、「WP_Query」や「WP_Meta_Query」に明らかとなった「SQLインジェクション」の脆弱性を解消。さらに投稿スラッグにおけるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性や、マルチサイトにおけるオブジェクトインジェクションの脆弱性などに対処した。
自動更新に対応したサイトに対しては、すでに更新プロセスを開始しており、手動で更新している場合は、ダッシュボードよりアップデートを適用したり、最新版をダウンロードにより入手するよう求めている。
(Security NEXT - 2022/01/11 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Apple、脆弱性を修正した「iOS 18.7.2」「iPadOS 18.7.2」を公開
「Dell CloudLink」に複数脆弱性 - 重要度「クリティカル」
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 独自修正も
Apple、「macOS Tahoe 26.1」をリリース - 脆弱性105件を修正
「Cisco ASA/FTD」脆弱性がDoS攻撃の標的に - 修正を再度呼びかけ
「React Native CLI」に脆弱性 - 外部よりコマンド実行のおそれ
コンタクトセンター向け製品「Cisco Unified CCX」に深刻な脆弱性
「Chrome」のアップデートが公開 - 脆弱性5件に対応
「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開
「Progress Flowmon」に脆弱性 - 10月の複数アップデートで修正
