個人情報含む動画をYouTubeにアップロード、操作誤り公開 - 埼玉県
埼玉県は、県立総合教育センターの職員が個人情報を含む研修用動画をルールに反して「YouTube」にアップロードし、操作を誤って外部に公開するミスがあったことを明らかにした。
同県によれば、11月28日18時前、同センターの指導主事が教員研修資料として撮影、編集した授業の動画を関係者から確認を得るため、動画共有サイトの「YouTube」にアップロード。関係者のみが閲覧できる「限定公開」としようとしたところ、操作を誤ったため、インターネット経由で誰もが視聴できる状態となった。
問題の動画には、授業に参加した小学生の児童32人が映っており、そのうち16人については名札などから氏名を識別できるとしている。
同職員が12月1日に動画が公開設定となっていることに気づき、削除。動画に対して公開中に111件のアクセスがあった。
同県によれば、個人情報を含む動画に関しては「YouTube」へアップロードすること自体をルールで禁止していたという。今回の問題を受けて同県では、すべての職員に対して個人情報の取り扱いに細心の注意を払うよう周知徹底を図る方針。
(Security NEXT - 2021/12/15 )
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