クラウド誤設定、キャンペーン応募者情報が参照可能に - 阪神タイガース
阪神タイガースは、クラウドサービスにおいて設定ミスがあり、プレゼントキャンペーン応募者のメールアドレスなどが流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、公式動画配信サービス「虎テレ」にて2019年10月から2023年10月にかけて4回実施したプレゼントキャンペーンに応募フォームから申し込んだ応募者の個人情報がインターネット経由で参照できる状態となっていたもの。
対象はメールアドレス、性別、年代、居住都道府県、申し込みの際に利用していたOSとブラウザの種類など8452件。2021年4月1日から2024年5月14日にかけてアクセス可能だった。
阪急阪神東宝グループ内の別会社において、システムのセキュリティ監視を行っていた事業者が、5月14日に確認し、同日同社に連絡をした。
データ管理を委託しているYTEが、クラウドサービス環境の設定を誤ったことが原因だという。同社では対象となる関係者にメールで連絡を取っている。
(Security NEXT - 2024/05/21 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も
「Apache CloudStack」でSAML認証をバイパスされるおそれ
「サポート詐欺」の相談が3割増 - 過去最多を更新
省庁や独法などの攻撃対象領域保護を実施 - NISC
冊子発送先の個人情報を郵便局へ誤送付 - CCNC
2Qの脆弱性届け出は112件 - 前四半期から半減
高校生向けセミナーの申込フォームで設定ミス - 岩手県立大
6月のフィッシング、URL件数が過去最多を更新
障害はWindows端末の1%未満、重要サービスでの利用多く影響拡大
「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み