Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報含むHDDが所在不明、前日業務で持出 - 名古屋市立大

名古屋市立大学は、学生や卒業生の個人情報が保存された外付けハードディスクが所在不明となっていることを明らかにした。

同大によれば、1月15日に学内でデータ加工をしようとしたところ、同ハードディスクを紛失していることが判明したもの。

前日14日、名古屋市より受託した事業に関する事業所へ情報収集のため、教員が持ち出していたという。経路や訪問先などを探したが発見できなかった。

問題のハードディスクには、同大医学部学生50人分の氏名や学籍番号のほあ、同教員が担当した実習やグループワークを撮影した写真302件、82人が出席した研修会の動画が保存されていた。

さらに名古屋市からの受託事業に関連する運動型通所サービスの利用者933人、ミニデイ型通所サービスの利用者280人に関する被保険者番号、生年月日、年齢、性別、要介護認定区分、アセスメント結果などが保存されてる。ただし、氏名や住所、電話番号などの情報は含まれていない。

同大では、対象となる学生と卒業生に対して謝罪を行った。また名古屋市に経緯を説明するとともに謝罪し、今後協議の上、対応を進めていく。

(Security NEXT - 2025/02/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

医師や患者の個人情報など含む書類を紛失 - 関東信越厚生局
配食サービス先リストが所在不明、携帯したコピーを紛失 - 東村山市
休暇中に作業、個人情報含むUSBメモリを紛失 - 印西市
参議院選の選挙人名簿が記録された記憶装置を紛失 - 仙台市
財務事務所で個人情報含む書類紛失と誤送付が判明 - 静岡県
県立高で検定試験の解答用紙が所在不明に - 群馬県
高校で生徒の個人情報含む教務手帳が所在不明 - 東京都
中学校で答案データが保存されたメディアを紛失 - 東久留米市
高齢者見守り活動用の名簿紛失、パトロールを強化 - 荒川区
患者情報の統計含む資料が所在不明 - 長崎みなとメディカルセンター