ジュエリー通販サイトからクレカ情報流出 - 不正利用された可能性
ジュエリーの企画、販売を展開するヴァンドームヤマダは、同社通信販売サイトが不正アクセスを受け、クレジットカード情報が流出し、不正に利用された可能性があることを明らかにした。
同社が運営する「ヴァンドームジュエリーオンラインストア」において、脆弱性を突く不正アクセスを受けたもの。悪意あるファイルを設置されたり、決済アプリケーションを改ざんされる被害を受けた。
クレジットカード情報に関しては、8月2日から10月11日にかけて決済を行った顧客2715人のクレジットカードに関する名義、番号、有効期限、セキュリティコードが流出し、不正に利用された可能性がある。
また不正アクセスにより個人情報が格納されたフォルダもアクセスできる状態だった。調査を行った外部事業者より、流出した内容はクレジットカード情報であるとの説明を受けたとしており、フォルダ内のデータが流出した可能性については言及していない。フォルダに含まれる個人情報の件数や項目については、「流出が確認されていないため、特定していない」という。
決済代行業者から10月11日に情報流出の可能性があると連絡を受け、問題が発覚。10月22日に個人情報保護委員会へ報告した。
外部事業者による調査は、11月11日に完了し、同月18日に警察へ被害を申告したという。対象となる顧客に対しては、11月25日よりメールで経緯の報告や謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2021/12/07 )
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