ニップン、決算提出期限を延長申請 - 約9割のシステムに被害、帳票処理が手作業に
しなしながら、基幹システムの復旧は一部にとどまっており、あくまで仮復旧の状況だ。
前回第1四半期の報告書は、帳票類の半数以上がバックアップや印刷物として保管されていたため、追加の帳票作成は限定的だったが、今回延長を申請した第2四半期決算にあたっては、従来自動的に処理されていた帳票の作成などを、人手で処理しなければならず、より多くの業務負荷が生じている。
7月7日より手作業となっていた物流管理システムは、復旧までの暫定措置として9月上旬に受発注機能のみの代替システムに置き換わったが、取引データより本来自動的に財務システムに反映されていた帳票や振替伝票については、表計算ソフトなどを用いて手作業で作成しているという。
同社では人員を拡充して対応しているが、作業を終えるのは同社において12月中旬、グループでは11月下旬を見込んでおり、監査人によるレビューも通常より時間を要すると延長申請の理由を述べた。2022年1月31日までに処理を終えて報告書を提出するほか、決算発表についても同日までに実施したいとしている。
なお生産管理システムについては、独立したネットワークに配置しており影響を受けていないことをあらためて強調。食料供給などへの影響は否定している。
(Security NEXT - 2021/11/16 )
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