無料PCR検査の連絡で3度にわたりメール送信ミス - 三重県
三重県は、無料PCR検査事業においてメールの送信ミスがあり、検査申込者のメールアドレスが受信者間で流出する事故があったことを明らかにした。
同県では、新型コロナウイルス感染症の早期発見や拡大防止にあたり、無料でPCR検査を行っているが、同事業を受託する名鉄観光サービスにおいてメールの送信ミスがあり、検査申込者のメールアドレスが流出したもの。
10月22日20時半ごろ、3人に対して同報メールを送信したが、メールアドレスを宛先に記載したことから受信者間で送信先のメールアドレスがわかる状態となった。
10月24日午前にも別の担当者がメールを2回送信し、それぞれ2人、4人と連絡を取ったが、同様にメールアドレスを宛先に記載するミスが発生した。
いずれもメールの送信から30分以内に誤送信へ気がついていたが、同社において事故に対する注意喚起や再発防止策が共有されておらず、連続で事故が生じてしまったという。
同社では対象者に電話で連絡を取って謝罪し、メールの削除を依頼。8人については10月25日までに了承を得た。1人については連絡が取れておらず、同県から文書も送付しているが、11月9日の時点でも連絡が取れていないという。
(Security NEXT - 2021/11/09 )
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