「SolarWinds WHD」に複数脆弱性 - SAML認証回避のおそれも
ヘルプデスク機能を提供する「SolarWinds Web Help Desk(WHD)」に複数の脆弱性が明らかとなった。「クリティカル」とされる脆弱性も判明しており、アップデートが提供されている。
SolarWindsは現地時間2026年7月30日、セキュリティアップデートとなる「同2026.2.1」をリリースしたもの。脆弱性やバグの修正を行った。依存関係にあるサードパーティ製ソフトウェアの脆弱性も解消している。
なかでも影響が大きいとされるのが、「SAML 2.0」の利用環境において認証を回避されるおそれがある脆弱性「CVE-2026-28323」。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは「9.8」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
またメモリ不足によりサーバがクラッシュし、サービス拒否の状態に陥る脆弱性「CVE-2026-28299」もあわせて明らかとなった。CVSS基本値は「8.2」、重要度は「高(High)」と評価されている。
さらにサードパーティ製ソフトウェアに関する脆弱性6件を解消した。いずれも2025年に報告されたデータベース管理ツール「pgAdmin 4」の脆弱性としている。
なかでも「pgAdmin 4」においてリモートよりコードの実行が可能となる「CVE-2025-12762」は、CVSS基本値が「9.8」と高い。
またWindows環境におけるコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2025-12763」やダンプファイルの処理においてリモートよりコードが実行される「CVE-2025-13780」なども「8.8」と評価されている。
今回のアップデートで修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2025-9636
CVE-2025-12762
CVE-2025-12763
CVE-2025-12764
CVE-2025-12765
CVE-2025-13780
CVE-2026-28299
CVE-2026-28323
(Security NEXT - 2026/07/31 )
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