「Terraform MCP Server」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
外部のツールから「Terraform」を操作する機能を提供する連携サーバ「Terraform MCP Server」に複数の脆弱性が明らかとなった。「クリティカル」とされる脆弱性も判明しており、セキュリティアップデートが提供されている。
IBM傘下のHashiCorpは現地時間2026年7月28日にセキュリティアドバイザリを公開。MCPサーバの「streamable-HTTPトランスポート」で認証情報の再利用や認可回避、トークンの漏洩につながる3件の脆弱性「CVE-2026-16498」「CVE-2026-16496」「CVE-2026-14869」について明らかにしたもの。
「CVE-2026-16498」は、先に処理されたリクエストの利用者の「Terraformトークン」が、後続のリクエストで再利用される脆弱性。ステートレスHTTPモードにおいてリクエストごとにユニークなセッション識別子を割り当てていないことに起因し、テナント間で認証情報が混在するおそれがある。「ステートフルHTTPモード」「stdioモード」の環境については影響を受けない。
一方、「CVE-2026-16496」は、ステートフルモードのキャッシュにおいて「MCPセッションID」のみを識別に用いることに起因する脆弱性。別利用者のセッションIDを取得することで、トークンに付与された権限の範囲内で「Terraform」の組織やワークスペース、変数などへアクセスするおそれがある。
さらにクライアントがクエリパラメータで指定したTerraform接続先を適切に拒否しない脆弱性「CVE-2026-14869」が確認された。接続先を細工し、認証を必要とすることなくサーバ側の「Bearerトークン」を外部へ送信させることが可能となる。
(Security NEXT - 2026/08/05 )
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