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理研に不正アクセス - 脆弱性修正より新機能優先して被害に

同システムには既知の脆弱性が存在しており、同研究所では2021年夏ごろより、サービス事業者に対策を求めていたが修正されておらず、今回攻撃の対象となった。

対処が遅れた理由について、脆弱性を発見していたものの、同研究所より別途依頼されていた新機能の検討を優先し、脆弱性の対応が後回しになってしまったとの報告をサービス事業者より受けたという。

同研究所としても、「新機能の検討より脆弱性への対応を優先するよう強く指導すべきであったとして反省している」とコメントした。

サービス事業者の名称については、サービス事業者の了承を得られていないとして公表していない。問題の脆弱性についても、一般向けシステムで同様の脆弱性を持つサイトが存在し、二次被害の可能性があるとして、具体的な内容についてはコメントを避けた。

不正アクセスの判明を受け、同研究所では学習管理システムのサービスを停止して初期化を実施。脆弱性を修正し、不正アクセスを受ける前のデータを復旧した。

同研究所関係者に対して経緯の説明や注意喚起を行ったほか、退職者および部外者には、10月8日にメールで事情を説明するとともに謝罪。所管する文部科学省に対して報告を行っている。

(Security NEXT - 2021/11/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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