Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

サーバがランサム被害、取引先情報など流出 - コックフーズ

鴨肉の加工や販売を手がけるコックフーズは、サーバがランサムウェアによる被害に遭い、内部の一部データが外部に流出したことを明らかにした。

同社によれば、サーバを含む一部のシステムが10月6日より使用できない状態となり、調査を行ったところ、ランサムウェアによる被害であることが判明した。

サーバに保管されていた業務関連データの多くが暗号化されたとしており、サーバ内に保管されていた商品関連データ、取引先情報、経理データ、人事情報などの流出も確認した。

同社ではサーバを停止してネットワークを遮断。10月13日にシステムが復旧し、業務を再開したという。同社では警察へ相談するとともに、セキュリティ対策の強化を図るとしている。

(Security NEXT - 2021/10/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
ランサム被害で情報流出のおそれ、調査を継続 - フュートレック
ランサム被害による子会社情報の流出を確認 - 綜研化学
国際作戦で「LockBit」の一部関係者を逮捕 - 復号鍵など押収
埼玉県健康づくり事業団のX線読影システムがランサム被害 - 紙で対応
静岡県委託先で個人情報が流出 - 開発会社からアクセスキーが漏洩
特定保健指導の参加者情報が外部流出 - 伊丹市
保健指導関連の個人情報がノーウェアランサム被害 - 千葉市
最大888社のPマーク審査関連資料が流出した可能性 - 複数ランサムの痕跡も
ランサム被害、ネットスーパー会員情報が流出した可能性 - 近商ストア