Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware vCenter Server」にRCE脆弱性、すでに悪用済み - 探索行為も

また15件の脆弱性に関しては、重要度が「重要(Important)」とレーティングされている。

なかでも権限昇格の脆弱性「CVE-2021-21991」やリバースプロキシをバイパスされる「CVE-2021-22006」、仮想マシンネットワークの設定操作を行われるおそれがある「CVE-2021-22011」については、それぞれCVSS基本値が「8.8」「8.3」「8.1」と「CVE-2021-22005」に次いで高い。

同社では、脆弱性に対処したアップデートとなる「vCenter Server 7.0 U2c」「同6.7 U3o」「同6.5 U3q」をリリース。あわせて「CVE-2021-22005」など一部脆弱性については回避策についてもアナウンスし、「VCF」の利用者も含め、対応を呼びかけている。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2021-21991
CVE-2021-21992
CVE-2021-21993
CVE-2021-22005
CVE-2021-22006
CVE-2021-22007
CVE-2021-22008
CVE-2021-22009
CVE-2021-22010
CVE-2021-22011
CVE-2021-22012
CVE-2021-22013
CVE-2021-22014
CVE-2021-22015
CVE-2021-22016
CVE-2021-22017
CVE-2021-22018
CVE-2021-22019
CVE-2021-22020

(Security NEXT - 2021/09/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
米当局、「XWiki Platform」「Aria Operations」脆弱性を悪用リストに追加
組織の「ネット玄関口」狙う攻撃に注意 - 可視化や脆弱性対策の徹底を
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開