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複数小売事業者が利用するECシステムに不正アクセス - 個人情報約15万件に影響か

リテールパートナーズ傘下の丸久では、「進物・カタログ受注システム」において、氏名、電話番号、住所など個人情報2万5693件が流出したおそれがあると発表。一部でメールアドレスなども含まれる。

一方沖縄でスーパーを展開するリウボウストアでは、会員登録データ1201件や、店頭での予約データ5136件など、あわせて6337件の顧客情報が対象となっており、氏名や性別、住所、電話番号、メールアドレス、会社名などが含まれていた。

さらに福島県を中心に東北地方や関東北部で店舗を展開するグラントマトでは、オンラインストアにおいて氏名や住所、性別、電話番号、メールアドレスなど顧客情報約5000件にくわえて、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなど約250件を窃取された可能性があるという。

また「オンライン予約販売システム」として同システムを採用していたマルヨシセンターでは、ワインやクリスマス商品、おせち、恵方巻などを予約した顧客の氏名や電話番号のほか、任意で入力した性別、住所、勤め先、メールアドレスなどが流出した可能性があることを明らかにしている。広報担当者が不在としており、件数などコメントは得られていない。

(Security NEXT - 2021/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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