Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

応募企画を実現、セキュリティコンテスト「SECCONCON」開催

SECCON実行委員会は、第1回「SECCONCON(SECCON Contests)」を10月16日にオンラインで開催する。

同イベントは、2020年に開催した「SECCON Contest of Contest」に応募された競技の企画案を具現化したコンテスト。独自性あふれる4競技を予定している。

「Juggernaut(爆弾解除競技)」は、時限爆弾型のタイマーの構造を与えられた回路とプログラムから推測し、規定内の操作を行うことで停止させる競技。

一方「ロバストプロトコル・オープンチャレンジ」は通信プロトコルの強靭性を競うもので、物理的な通信障害が発生するLANにおいて、通信が可能な強靭なプロトコルを各自がデザイン、実装する。

さらに、CPUに独自に追加されている特殊命令の仕様をその挙動から推定し、同等の命令をCPUエミュレータ上に実装する「spinsn」や、バイナリデータの読み方に対して似た音の言葉をかける「バイナリ駄洒落」などを予定している。

競技ごとに応募時期が異なる。競技の概要や募集要項などは、SECCONのウェブサイトから。

(Security NEXT - 2021/09/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

政府や独法関係者対象にCTFコンテスト「NISC-CTF」を開催
11月に「CODE BLUE 2024」が都内で開催 - トレーニングと講演で7日間
アジア地域の若年層向けCTF大会「ACSC 2024」が3月下旬に開催
「SECCON CTF 2023」が開催 - 米韓混合チームが優勝
まもなく「CODE BLUE 2023」が開催 - 創立者が語る注目ポイント
「SECCON CTF 2023」の予選参加登録がスタート - 週末開催へ
NEC、学生向けにオンラインCTFを開催 - 従業員も参加、交流会も
「SECCON CTF 2023」決勝は12月に都内で - 予選は9月を計画
若年層向けCTFのアジア選抜予選、「ACSC 2023」がまもなく開催
「SECCON CTF」が3年ぶりにリアル開催 - 1点差の接戦も