応募企画を実現、セキュリティコンテスト「SECCONCON」開催
SECCON実行委員会は、第1回「SECCONCON(SECCON Contests)」を10月16日にオンラインで開催する。
同イベントは、2020年に開催した「SECCON Contest of Contest」に応募された競技の企画案を具現化したコンテスト。独自性あふれる4競技を予定している。
「Juggernaut(爆弾解除競技)」は、時限爆弾型のタイマーの構造を与えられた回路とプログラムから推測し、規定内の操作を行うことで停止させる競技。
一方「ロバストプロトコル・オープンチャレンジ」は通信プロトコルの強靭性を競うもので、物理的な通信障害が発生するLANにおいて、通信が可能な強靭なプロトコルを各自がデザイン、実装する。
さらに、CPUに独自に追加されている特殊命令の仕様をその挙動から推定し、同等の命令をCPUエミュレータ上に実装する「spinsn」や、バイナリデータの読み方に対して似た音の言葉をかける「バイナリ駄洒落」などを予定している。
競技ごとに応募時期が異なる。競技の概要や募集要項などは、SECCONのウェブサイトから。
(Security NEXT - 2021/09/16 )
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