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海外関連会社でランサム被害、基幹システムは影響なし - 東京海上HD

8月16日の時点で顧客情報や機密情報の流出は確認されていないが、同社ではネットワークを遮断して被害の拡大を抑えるとともに、情報流出の可能性も含めて、影響の範囲など外部事業者が詳細を調べている。あわせて現地の捜査機関や行政機関へ事態を報告した。

今回の攻撃により、被害に遭ったグループ会社では一部の端末が操作できなくなったり、印刷できないといった不具合は生じたものの、システムへの影響は軽微で、すでに通常業務を遂行できる状態に復旧していると同社は説明。

被害は基幹システム以外のシステムで発生したものであり、保険サービスの提供に影響もなかったという。また同グループ会社以外の関連会社における被害や影響についても否定している。

(Security NEXT - 2021/08/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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