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海外関連会社でランサム被害、基幹システムは影響なし - 東京海上HD

東京海上ホールディングスは、シンガポールのグループ会社がランサムウェアによるサイバー攻撃を受けたことを明らかにした。

同社によれば、シンガポールにあるグループ会社のTokio Marine Insurance Singaporeが、ランサムウェアによるサイバー攻撃を受けたもの。

7月31日に同社がシステムの運用を委託しているベンダーや、セキュリティ監視を行っているベンダーより、「不正アクセスを受けている可能性がある」との連絡があり、問題が判明した。

サーバやパソコンなど複数の端末がランサムウェアにより暗号化され、端末内部には、攻撃者にコンタクトを取るよう求める「脅迫文」が残されていたという。

(Security NEXT - 2021/08/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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