Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

小中学校配布端末でのトラブル、約2割が経験 - 加害者になってしまうケースも

保護者の58.9%、教員の29.9%が、子どもが受け取った端末に施されているセキュリティ対策を把握していなかった。

端末の安全利用にあたり、子どもに対して教えた内容を尋ねたところ、「アプリを勝手にインストールしないよう教える」が33.3%でトップ。「ID、パスワードは他人に教えてはいけないことを教える」が31.9%、「自身や友人の個人情報をむやみに公開したり、知らない人に送付してはいけないことを教える」が30.5%と僅差で続いた。

また教員に学校における安全教育の内容を尋ねたところ、「ID、パスワードは他人に教えてはいけないことを教える」が45.3%、「成人向けや暴力、違法行為など不適切なウェブサイトを閲覧してはいけないことを教える」が43.2%、「他人のID、パスワードを勝手に利用して、他人のアカウントにログインしてはいけないことを教える」が38.9%だった。

(Security NEXT - 2021/07/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

海外子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 淀川製鋼所
システム障害、調査でランサムウェアが原因と判明 - 近鉄エクスプレス
パッチや緩和策の適用、メモリ保護を統合した脆弱性対策製品
従業員がサポート詐欺被害、個人情報流出か - 住友林業クレスト
個人情報含む契約書類を誤送信、アドレス帳で選択ミス - 新潟県
生徒情報含むデータを第三者メアドへ誤送信 - 鹿児島高
「ConnectWise ScreenConnect」に脆弱性 - 修正版が公開
中国電力にサイバー攻撃 - 設定不備のリモート接続機器より侵入
NETSCOUT「nGeniusONE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Python向けHTTPライブラリに脆弱性 - リクエストスマグリング攻撃のおそれ