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小学校教諭が児童情報含むUSBメモリを持ち帰り紛失 - 紀の川市

和歌山県紀の川市は、市内小学校に勤務する教諭が、児童の個人情報が保存されたUSBメモリを無許可で持ち出し、紛失したことを明らかにした。

同市によれば、2025年9月25日、自宅で仕事をするため校長の許可を得ずにUSBメモリを持ち帰ったのち、紛失したという。同月27日に自宅で教材研究をしようとしたところ、USBメモリがないことに気づいた。

紛失したUSBメモリには、現任校と前任校あわせて児童137人分の個人情報が保存されていた。氏名、通知表所見、指導要録の総合所見のほか、児童の写真を含む学級通信も含まれる。

教諭は校長に報告し、全教職員で探したが見つからなかった。紛失が判明した前日となる9月26日には問題のUSBメモリが入った鞄を持って、京都市内の小学校で視察を行っていたという。

紛失の判明を受けて同市教育委員会では謝罪。指導を徹底し、再発の防止を図るとしている。

(Security NEXT - 2025/10/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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