全学生情報含むファイルを複数学生に誤送信 - 愛媛大
愛媛大学は、学生17人に対して全学生の個人情報など含むファイルを誤って送信するミスがあったことを明らかにした。
同大によれば、7月5日、6日に奨学金関連の書類提出を求める通知を学生20人に対して個別に送信した際、このうち17人に対して入力フォームを含むドキュメントファイルを送信すべきところ、添付するファイルを取り違え、学生の個人情報を含む表計算ファイルを誤って送信してしまったという。
当初7月5日に就学支援システム経由で20人に連絡を取ったが、このうち16件のメールで添付ミスが発生。反応がなかった学生へ翌6日にメール経由で通知したが、そのうち1件に添付ミスがあった。メール送信時に送信元をCCに含めていたことから、担当者のもとにも誤添付されたファイルが届き、ミスへ気がついたという。
問題の表計算ファイルには、同大の全学生9166人分の氏名、住所、電話番号、在籍学部と学科、メールアドレスが記載されていた。また学生236人に関しては、奨学金に関する情報や収入額および支出額、生活費の収支や内訳などの情報が含まれる。
同大では7月7日に誤送信先となった学生に経緯を説明して謝罪。これら学生から削除したとの報告を受けた。また全学生に対し、メールや書面を通じて謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2021/07/12 )
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