発表前の配信代行プレスリリースに外部アクセス、URLを推測か - PR TIMES
本誌取材に対してPR TIMESは、顧客保護を理由に具体的な件数の言及を避けたが、対象となる13社に上場企業も含まれていた。
対象となるプレスリリースのなかに、企業より適時開示情報として株主向けに公開された情報は含まれておらず、対象企業に対してヒアリングを実施したが、金融商品取引法上の「重要事実」との認識で発行されたプレスリリースはなかったという。
同社は引き続き、アクセスログについて調査を進めており、今回外部からのアクセスを特定できたIPアドレス以外からも、同様のアクセスが行われていなかったか、過去も含めて調査を進めている。ログの保管期間については明らかにしていない。
また再発防止に向けて、画像ファイルを含む圧縮ファイルについては、プレスリリースが未公開の場合にダウンロードできないよう仕様を変更。
PDFファイルに関しては、7月9日の段階でも未公開時点におけるアクセス制限はかかっていないが、緊急対策として、URLを第三者が予測できない文字列となるよう改修を実施した。一時的な対応としており、さらなるセキュリティ強化を図るとしている。
また緊急で改修を行ったものの、事業継続においてサービスの停止といった影響は特に出ていないとしており、9日以降についても通常どおりサービスを提供する予定。
(Security NEXT - 2021/07/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
端末管理システムで誤設定、従業員情報が閲覧可能に - マイナビ
「認知症サポーター養成講座」の案内メールを誤送信 - 藤沢市
ビジネスプランコンテストの応募システムに不備、改修時に発生 - 日本政策金融公庫
委託業者の別自治体向け納品ファイルに個人情報 - あま市
米当局、「Zimbra」の脆弱性に注意喚起 - 軍関係狙うゼロデイ攻撃も
学生インターンシップ説明会の案内メールで誤送信 - 愛知県
個人情報が外部から閲覧可能に、権限変更漏れで - クマ財団
オープンデータに調査回答者のメアド、削除し忘れ - 横浜市
知財センターのセミナー案内メールで送信ミス - 山口大
委託業者がメール誤送信、講座応募者のメアド流出 - 静岡県