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発表前の配信代行プレスリリースに外部アクセス、URLを推測か - PR TIMES

プレスリリースの配信代行サービスを手がけるPR TIMESは、配信前の一部プレスリリースや関連データが外部の第三者に取得されていたことを明らかにした。

同サービスは、1カ月あたり約2万件を配信しているプレスリリースの配信代行サービス。約5万社が登録している。

同社によると、13社14アカウントが発行する予定だった未発表のプレスリリース230件に関連する画像ファイルを含んだ圧縮ファイル230件や、13社のうち4社のプレスリリース28件に関連するPDFファイル28件が、5月4日から7月6日にかけて国内の無関係なIPアドレス1件よりアクセスされ、取得されていたことが判明したもの。

プレスリリース発行前の情報が、ソーシャルネットワークサービス(SNS)上に公開されているとの報告が利用者より寄せられ、調査を行ったところ問題が判明したという。

対象ファイルは、下書きや未発表の状態でもアクセス制限がかかっておらず、URLを直接指定すればアクセスできる状態で、URLに一定の法則があったことから第三者によって推測されたものと見られる。

(Security NEXT - 2021/07/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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