Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ラック、金融犯罪対策に注力 - 新組織を立ち上げ

またあらたな技術開発にも取り組むとしており、インターネットバンキング、ATMにおける不正取引を機械学習により検知する技術を開発中だという。今後実証を経て早ければ1年以内にリリースしたい考えだ。

ラック代表取締役社長の西本逸郎氏は、高度化し、勢いを増す金融犯罪に対応するには、従来取り組んできたサイバーセキュリティ対策だけでは足りず、関係機関と連携しながら対応していく必要があると説明。

センター長には、これまでに金融機関で金融犯罪対策に取り組んできた経験を持つ小森美武氏が着任。十数人規模でスタートし、新技術の開発など同社内における連携を含めると、すでに30人から50人ほどが同センターの活動に関与しているという。

(Security NEXT - 2021/06/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
公金収納に関する個人情報含む書類を誤廃棄 - JA新いわて
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
【特別企画】使える「脅威インテリジェンス」とは - 単なる情報ソースで終わらせないために
法人の不正送金被害が約8.6倍 - 金額ベースで個人を上回る
ぴあチケットリセールサイトでキャッシュ設定ミス - 個人情報を誤表示
顧客情報含むファイルを提携金融機関にメールで誤送信 - みずほ銀
会員情報照会機能に大量アクセス、情報流出か - 健康食品販売会社