欧州で拡散するAndroid狙うマルウェア「FluBot」 - 荷物追跡アプリ偽装
またイギリスで展開されたキャンペーンは、ドイツから送信されたショートメッセージがきっかけとなったが、その後すぐにイギリスを発信元とするショートメッセージに置き換わったという。
感染が広がるイギリスでは、同国のサイバーセキュリティセンター(NCSC)からも「FluBot」に関する注意喚起が実施されている。
Proofpointは、意図的に国から国へと勢力を拡大していると分析。F-Secureなども今後対象国を拡大する可能性があるとして「FluBot」への警戒を強めている。
またESETは、「FluBot」にくわえて、「Anatsa」「Toddler」といった別名を持ち、「FluBot」と類似した機能を持つ別のマルウェア「TeaBot」も拡散していると指摘。注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2021/05/18 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開