Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「SonicWall Email Security」にゼロデイ攻撃 - 修正プログラムがリリース

脆弱性の判明を受け、SonicWallでは、ハードウェアアプライアンスやESXi向け仮想アプライアンス向けに修正プログラム「同10.0.9.6177」を提供。Windows Server向けに「同10.0.9.6173」をリリースした。

すでにサポートが終了している「同9.2.2」から「同7.0.0」までのバージョンも今回判明した脆弱性の影響を受けるとしている。

また「SonicWall Hosted Email Security」についても同様の脆弱性が存在した。4月19日に脆弱性を解消した「同10.0.9.6173」にアップデート済みとしており、利用者側の対策は不要としている。

FireEyeによって確認されたゼロデイ攻撃は、阻止されたために攻撃者の目的などは不明。FireEyeでは、今回確認した攻撃キャンペーンについて「APT」や「FIN」といった分類には至っておらず、「UNC2682」として追跡しているという。

(Security NEXT - 2021/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「VMware Avi Load Balancer」に認証情報漏洩など複数脆弱性
「WordPress」向けソーシャルログイン用プラグインに脆弱性 - パッチ未提供
「PowerDNS Recursor」の特定バージョンにDoS脆弱性
Google、ブラウザ「Chrome」のセキュリティアップデートを公開
「ウイルスバスター」に権限昇格の脆弱性 - 最新版に更新を
VoIP電話「Cisco IP Phone」に複数の脆弱性 - アップデートが公開
軽量プロクシ「Tinyproxy」に脆弱性 - 報告者と開発者に溝
「GitLab」のアカウント乗っ取る脆弱性、悪用が発生 - 米当局が注意喚起
開発言語「R」のデシリアライズ処理に脆弱性 - 修正版へ更新を
QNAP製NASやアドオンに脆弱性 - 旧アドバイザリも更新、影響大きい脆弱性を追加