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MS、「Exchange脆弱性」の影響を緩和する簡易ツールを公開 - 未修正なら活用を

同ツールは、「Microsoft Exchange Server 2019」「同2016」「同2013」においてテストを行っており、同社はアップデートが未適用となっているすべての利用者へ利用を推奨している。

「Microsoft Exchange Server」の利用環境にダウンロードし、実行することで脆弱性「CVE-2021-26855」の影響を緩和。また同ツールには、マルウェアを検出して削除する最新の「Microsoft Safety Scanner」も含まれるとしている。

あくまでも一時的な緩和策としており、「セキュリティ更新プログラム」に代わるものではなく、実施後にはアップデートの実施や侵害の有無の調査など、ガイダンスに従って対応する必要があるため、注意が必要。

(Security NEXT - 2021/03/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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