Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Chrome機能拡張「EXIF Viewer」の脆弱性 - 数年越しの調整

「Chrome」向けに提供されている拡張機能「EXIF Viewer Classic」の脆弱性が公表された。数年を経て調整が行われたもので、最新版については脆弱性の影響を受けないという。

同ソフトは、画像データのメタデータである「Exif(Exchangeable image file format)」を確認できるツール。「同2.3.2」「同2.4.0」においてクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2025-23362」が指摘されていた。

細工された「Exifメタデータ」を含む画像を処理すると、ブラウザ上で任意のスクリプトが実行されるおそれがあるという。JPCERTコーディネーションセンターでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアを「6.1」と評価している。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの東内裕二氏、森田浩平氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERT/CCが調整を行っていた。

開発ベンダーとは数年間にわたり連絡が取れない状況にあり、一時「連絡不能開発者一覧」にも追加されていたが、その後調整が可能となったという。

開発者は、同ソフトにおいてコード全般の見直しを実施。最新版である「同3.0.1」では、「CVE-2025-23362」の影響を受けないとしており、最新版へアップデートするよう呼びかけられている。

(Security NEXT - 2025/01/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「FortiClient EMS」に深刻な脆弱性、すでに悪用 - ホットフィクス適用を
NEC製ルータ「Aterm」シリーズに脆弱性 - 21モデルに影響
「Cisco IMC」に複数の脆弱性 - 管理者権限を奪われるおそれも
ビデオ会議ツール「TrueConf」にゼロデイ攻撃 - アップデート機能に脆弱性
Apple、「iOS 18.7.7」「iPadOS 18.7.7」の対象デバイスを拡大
「baserCMS」に複数脆弱性 - 「クリティカル」との評価も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - API経由でコマンド実行のおそれ
Chromium系ブラウザは脆弱性悪用に警戒を - 米当局が注意喚起
「Chrome」にアップデート、脆弱性21件を修正 - 一部で悪用も
「NVIDIA Jetson Linux」に複数脆弱性 - アップデートを公開