Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Cisco NX-OS」に6件の脆弱性 - 重要度「クリティカル」も

「Cisco NX-OS Software」に複数の脆弱性が明らかとなった。同OSを搭載する製品によっては深刻な影響を受けるおそれがある。

あわせて6件の脆弱性が含まれていることが明らかとなったもの。「NX-OS」を搭載していても、脆弱性によって影響を受ける製品が異なるため注意が必要だ。

認証なしにファイル操作が可能となる「CVE-2021-1361」は、「Nexus 3000」シリーズや、「NX-OS」をスタンドアロンモードで利用する「Nexus 9000」が影響を受ける脆弱性。

root権限でファイルを作成、削除、上書きなど行われるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」によるスコアは「9.8」で、重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる。

(Security NEXT - 2021/03/02 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応