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クラウド設定不備で個人情報に外部アクセス - イオン銀

イオン銀行は、同行がインターネットのウェブサイトで提供する「来店予約・オンライン相談サービス」でアクセス権限の設定に不備があり、外部よりアクセスを受けたことを明らかにした。

同サービスで利用する外部クラウドサービスにおいて、アクセス権限の設定に不備があり、のべ2062件の顧客情報が外部の第三者によりアクセスされたという。

対象となる個人情報は顧客によって異なるが、姓名など2062件をはじめ、電話番号608件、メールアドレス49件、口座の有無799件のほか、管理番号、来店希望店舗名、相談内容などが含まれる。

同行は、設定に不備があったとされるクラウドサービスや、外部よりアクセスを受けた時期について、「セキュリティの観点から回答を差し控える(同行広報)」として、具体名は明らかにしていない。

2020年12月ごろより他社においてクラウドサービスにおける類似の問題が明らかとなり、金融庁からの注意喚起のもと、独自に調査などを進めていたとしており、セールスフォース・ドットコムが提供する「Salesforce」と見られる。

(Security NEXT - 2021/02/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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