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クラウド設定不備で個人情報に外部アクセス - イオン銀

同行は、「他社事案を受けて12月に社内で調査を行ったが、設定に対する認識が甘く、当初問題ないと判断していた」と説明。「他社に関する報道を受けて再度調査を実施したところ、データのアクセス権限における設定不備が明らかになった(同行広報)」という。

問題の判明を受けて同行では、1月29日から翌30日までシステムを停止。修正を行った上でサービスを再開した。あわせてアクセス状況を調査したところ、顧客情報の一部に外部よりアクセスされていたことが確認された。

同行は、連絡が可能な顧客に対して個別に連絡を取り、事情の説明と謝罪を行うとともに、注意喚起などを行った。また社内調査の結果について監督官庁に報告を行っている。

(Security NEXT - 2021/02/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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