Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

1月のフィッシング報告大幅増、4万件超に - 「Amazon」関連が6割

悪用が確認された67ブランドのうち、20ブランドがクレジットや信販系、8ブランドが金融機関系で、特にクレジットカードブランドをかたるフィッシングの報告が増えているという。

「Amazon」をかたるフィッシングメールの半数以上でURLにIPアドレスを使用していた。ブラウザにおいて警告が表示されないケースも確認しており、同協議会では警戒を呼びかけている。

ショートメッセージサービス(SMS)を利用したいわゆる「スミッシング」の報告も継続。特に「Amazon」をかたるスミッシングでは、正規SMSと同じスレッドに表示され、誤認しやすいケースも見られた。

ログインを促すようなメールやSMSを受信した際には、正規のアプリやブックマークした正規のURLからログインして情報を確認するよう、同協議会ではあらためて注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2025年4月20日〜2025年4月26日)
国内インシデント、前四半期比9.4%増 - サイト改ざんが1.8倍
サポート詐欺の相談が1000件超 - SNS乗っ取り相談も増加
3月はフィッシング報告が約25万件で過去最多 - URLは前月比2.3倍に
先週注目された記事(2025年3月16日〜2025年3月22日)
フィッシングURLが約48%減 - 約1年ぶりの2万件台
IPA、「情報セキュリティ10大脅威 2025 組織編」の解説書を公開
侵入後に即攻撃するランサムウェア「Ghost」に注意 - 70カ国以上で被害
フィッシング報告とURL件数が大幅減 - 旧正月前後は縮小傾向
2024年4Qのセキュ相談 - 「不正ログイン」が45%増