Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

1月のフィッシング報告大幅増、4万件超に - 「Amazon」関連が6割

悪用が確認された67ブランドのうち、20ブランドがクレジットや信販系、8ブランドが金融機関系で、特にクレジットカードブランドをかたるフィッシングの報告が増えているという。

「Amazon」をかたるフィッシングメールの半数以上でURLにIPアドレスを使用していた。ブラウザにおいて警告が表示されないケースも確認しており、同協議会では警戒を呼びかけている。

ショートメッセージサービス(SMS)を利用したいわゆる「スミッシング」の報告も継続。特に「Amazon」をかたるスミッシングでは、正規SMSと同じスレッドに表示され、誤認しやすいケースも見られた。

ログインを促すようなメールやSMSを受信した際には、正規のアプリやブックマークした正規のURLからログインして情報を確認するよう、同協議会ではあらためて注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/02/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

インシデントが2割強の増加 - 「EC-CUBE」改ざん被害も複数報告
9月のフィッシング、報告が22万件超 - 悪用ブランド過去最多
JPAAWG年次イベント、参加登録を受付 - オンライン参加も対応
フィッシング報告約19万件 - URLは前月比1割減
フィッシング対策協議会、設立20周年記念セミナーを11月開催
フィッシングURLが前月比4割増、報告20万件超 - 証券関係が再増加
2Qの個人「サポート詐欺」相談は912件 - 検挙後に減少
6月はフィッシング報告が減少、証券関連影響 - URLは増加
インシデントが前四半期比37.3%増 - サイト改ざんが約2.4倍
フィッシング報告、過去最多の水準続く - 4分の1が証券関係