Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Dell製シンクライアントOSに深刻なRCE脆弱性 - 更新や運用環境の確認を

くわえて「FTP」サーバにはクライアントより書き込みができるようあえて設定された「INIファイル」が存在。「FTP」サーバへアクセスできる環境より、認証情報なしに「INIファイル」を改ざんできるという。

また「FTP」サーバに認証情報が設定されていた場合も、「INIファイル」はクライアント間で共有されるため、互いに「INIファイル」を変更することが可能だと指摘している。

さらに同OSを搭載したデバイスは、FTPサーバへ接続した際に、ユーザー名を含む「INIファイル」を検索し、読み込む仕様となっている脆弱性が判明。同ファイルも書き込みが可能で、あらゆる設定の指定に利用されており、これらが制御されるおそれがあるという。

今回の問題を受けてDellは、これら脆弱性に対処した「同8.6 MR8」をリリースした。「同9」は脆弱性の影響を受けない。

更新できない場合は、「Dell Wyse Management Suite」の活用や「HTTPS」プロトコルを利用し、サーバをファイルを読み取り専用にするといった運用の見直しなどを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/12/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

国内の「NetScaler」狙う攻撃も - 最新IoCで侵害確認を
「Apache HTTPD」に複数脆弱性 - 「クリティカル」との評価も
WatchGuardの「Fireware OS」に15件の脆弱性
HPE製アクセスポイント「Instant On」に脆弱性 - 「クリティカル」5件など
「FortiMail」に深刻なゼロデイ脆弱性 - 悪用が報告、修正版は準備中
Cisco、10月7日に複数製品のセキュリティアドバイザリを公開予定
NVIDIA製GPU関連ソフトに脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「Apache WSS4J」に認証回避など7件の脆弱性 - 修正版が公開
Apple製品やCiscoのSD-WAN管理製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「Catalyst SD-WAN Manager」にゼロデイ脆弱性 - 更新や侵害調査を