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「三井住友カード」装うフィッシング攻撃の報告が増加中

「三井住友カード」の利用者を狙ったフィッシング攻撃に関する報告が増加しているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

取引確認や、本人に心当たりのないログインの通知を装って偽サイトへ誘導、情報をだまし取るフィッシング攻撃が確認されているもの。フィッシング攻撃には複数の文面が用いられており、誘導先のサイトは少なくとも9件以上あるという。

誘導先では、ログインIDやパスワードにくわえて、クレジットカードの番号、有効期限、セキュリティコード、生年月日、電話番号、口座番号などを入力させようとしていた。

12月10日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会は閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃へ注意するよう求めている。

(Security NEXT - 2020/12/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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