「イオンカード」装うフィッシング - 利用明細や取引制限など偽装
「イオンカード」を装うフィッシングメールが確認されている。フィッシング対策協議会が注意を呼びかけた。
利用明細や取引制限の通知、電子マネー送金の不具合などを装い、偽サイトへ誘導するフィッシング攻撃が確認されているもの。
メールでは、あたかも国内加盟店においてクレジットカードがショッピングに利用されたかのような内容を記載。不安を煽り、利用状況の確認ページに見せかけてフィッシングサイトへ誘導していた。
フィッシングサイトでは、リスク操作のため口座の使用が停止され、個人情報の確認が必要などとだまし、IDやパスワードにくわえて氏名や生年月日、クレジットカード情報、SMS認証などをだまし取る。
5月8日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会では閉鎖に向けてJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃へ注意するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2024/05/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
Fortinetの「FortiOS」に複数脆弱性 - 重要度は「中」
中学校生徒の個人情報含む修学旅行のしおりを紛失 - 仙台市
子育て支援センターの登録者カードが所在不明 - 新潟市
案内メール誤送信で会員のメアド流出 - 生活クラブ生協
「MS Edge」がゼロデイ脆弱性を解消 - 前版ベースに急遽対応
「Dropbox Sign」の侵害、登録セキスペ向け演習の受講者にも影響
外部アプリより利用する「OpenSSL」の一部関数にDoS脆弱性
ゲームイベントサイトに攻撃、出展者の掲載画像が消失
アンティーク雑貨通販サイトに不正アクセス - ジョイフル本田
ランサムウェア「Black Basta」に注意 - 500超の組織で被害、医療機関も