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「CentOS 6」がサポート終了 - 影響多大、動作環境ないか確認を

同OSは公開サーバなどをはじめ、広く活用されている。あらためて稼動する環境が残っていないか確認し、見つかった場合はすみやかにサポート中のバージョンへ移行することが求められる。

ライセンスの購入が必要ないオープンソースであり、資産管理などから漏れており、管理が行き届いていないいわゆる「野良サーバ」などにも要注意だ。自組織はもちろん、サプライチェーンなども含めて、オンプレミス、クラウドで動作しているサーバがないか再確認したい。

サポート終了後も、同OSに対して独自に有償でセキュリティアップデートやサポートを提供するベンダーもある。移行期間を確保する必要がある場合、一時的にこうしたサービスを活用する方法もある。

なお「Red Hat Enterprise Linux 6」に関しても、メインテナンスサポートが2020年11月30日に終了する。アドオンのサブスクリプションサービス「ELS(Extended Lifecycle Support)」が2024年6月30日まで提供される予定。

(Security NEXT - 2020/11/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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