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2025年日本国際博覧会協会に不正アクセス - フィッシングの踏み台に

2025年日本国際博覧会協会は、メールアカウントが不正アクセスを受け、フィッシングメールの送信に悪用されたことを明らかにした。

同協会によれば、10月7日から翌8日にかけて、メールアカウント1件が不正アクセスを受け、約6万3000件のフィッシングメールが国外のメールアドレスに対して送信されたという。同協会では被害に気が付き、メールアカウントのパスワードを変更した。

10月13日の時点で、個人情報が流出したり、メールアカウントの受信トレイにアクセスされた痕跡などは確認されていないという。同協会では、被害に至った経緯など詳しい原因を把握するため、外部事業者による調査を引き続き実施している。

(Security NEXT - 2020/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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