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2020年3Qのインシデント、前四半期比約1.2倍に - 探索行為やサイト改ざんが増加

「サイト改ざん」は374件で、前四半期の291件から増加。脆弱性の探索や侵入、感染の試行などを検知した「スキャン」行為も1380件で、前四半期の982件から拡大している。「マルウェアサイト(158件)」「標的型攻撃(16件)」に関しても、いずれも前四半期を上回った。

一方、大きく減少したのが「DoS/DDoS」攻撃で、前四半期の70件から8件へと大幅減となった。「制御システム関連」については、前四半期と同様、報告は寄せられていないという。

(Security NEXT - 2020/10/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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