Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

ウェブサービスの画像認証で15%がログイン断念

不正なユーザーの登録を防ぐために導入されている画像やショートメッセージサービス(SMS)の認証により、1割以上が登録やログインなどを諦めた経験があるという。

かっこが、7月8日から22日にかけてオンライン通信販売や認証に関する意識調査をインターネットで実施し、結果を取りまとめたもの。20代から60代の男女300人が回答した。

同調査によれば、インターネットによる通信販売でクレジットカード決済について、18%が「不安」、43%が「やや不安」と回答。あわせると全体の61%がクレジットカードを用いた決済に何らかの不安を感じていた。

ウェブサービスの登録やログイン時に求められる認証については、ボットなどによるアクセスではないか確認する「画像認証」で48%は「困ったことはない」とする一方、37%がログインの失敗を経験。15%はログインそのものを諦めたと回答した。

一方、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)を利用した認証では、21%が認証を失敗した経験を持っていた。16%は認証を理由にログインを諦めたことがあるという。

(Security NEXT - 2020/10/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

フィッシング攻撃、3カ月連続で増加 - 年初の2倍以上に
1Qの脆弱性届け出 - ソフトとウェブサイトのいずれも増加
フィッシングで悪用されるブランドが過去最多タイ - URLも増加傾向
減少傾向続いたフィッシング攻撃、5カ月ぶりに増加
VPN経由でランサム攻撃 - 多要素認証の一時停止中に侵入
フィッシングURLが大幅減 - 10カ月ぶりに1万件下回る
2022年4Qインシデント件数は減少 - ウェブ改ざんなど減少
2022年4Qの脆弱性届出 - ソフトとサイトいずれも減少
2022年12月のフィッシングURL、7カ月ぶりの1万件台
フィッシングURL、ピークの9月から2カ月で半減 - 「偽Amazon」が急増