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児童提出物を不適切に廃棄した小学校教諭など処分 - 新潟県

新潟県は、個人情報の取り扱いなどに問題があったとして、同県内小学校の教頭や教諭に対し、懲戒処分を実施した。

同県によれば、県内小学校の教頭が、2月にPTA役員22人の氏名、住所、電話番号など含む名簿を保存した校務用のUSBメモリを紛失したもの。市教委がUSBメモリの点検を実施した際に問題が発覚した。

校内情報管理規程に反して自身の机に問題のUSBメモリを保管。さらに無許可で校外に持ち出し、紛失したという。USBメモリにパスワードは設定されていた。今回の問題を受け、同県では同教頭を減給2カ月の懲戒処分とした。

また別の小学校では、6月に教諭が担任する児童24人の絵日記や学習プリントについて氏名などが記載されているにもかかわらず、家庭ゴミと一緒に居住地域外のゴミ捨て場に廃棄していたことが判明。指定のゴミ袋でなく、分別もされていなかったことから、ゴミ捨て場の管理者が中身を確認、発覚したという。

評価なども怠っており、同県では適切に事務処理を行っておらず、個人情報も流出したとして同教諭を停職1カ月の懲戒処分とした。

(Security NEXT - 2020/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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