Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Adobe Media Encoder」に3件の脆弱性 - アップデートが公開

オーディオや動画のエンコード機能を提供する「Adobe Media Encoder」に3件の脆弱性が明らかとなった。セキュリティアップデートが提供されている。

Windows版において、域外よりメモリを読み込むおそれがある情報漏洩の脆弱性「CVE-2020-9739」「CVE-2020-9744」「CVE-2020-9745」が明らかとなったもの。「同14.3.2」および以前のバージョンが影響を受ける。

脆弱性の重要度は、いずれも3段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティング。悪用は確認されていない。

脆弱性を修正した「同14.4」を「Windows」「macOS」向けにリリース。適用優先度は3段階中もっとも低い「3」としており、任意のタイミングでアップデートするよう求めている。

(Security NEXT - 2020/09/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「MS Edge」にアップデート - 「クリティカル」脆弱性を解消
「Cisco IOS XR」にDoSや署名バイパスの脆弱性 - 修正版リリース
「Zoom Workplace」に複数の脆弱性 - 最新版で修正済み
工場向けMOMシステム「DELMIA Apriso」脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
Ivantiのエンドポイント管理やリモートアクセス製品に脆弱性
デバッグ支援ツール「NVIDIA NVDebug tool」に複数の脆弱性
ネットワーク監視ツール「Stork」に脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
GitLab、バグ報奨金プログラムで報告された脆弱性6件を解消
「Adobe Commerce」「Magento」に深刻な脆弱性 - Adobeと外部で温度差
MS、月例セキュリティ更新80件を公開 - 「緊急」8件などに対応