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政府、中小企業向けにテレワークセキュ対策の手引 - 予算少ない組織も想定

総務省は、中小企業などでテレワークを導入するにあたり、最低限実施すべきセキュリティ対策などを取りまとめた手引きを公開した。予算やセキュリティ体制が必ずしも十分ではない場合も想定して作成しており、チェックリストも用意している。

同省では、これまでもテレワークにおけるセキュリティ対策の指針として「テレワークセキュリティガイドライン」を公表しているが、より実践的で優先的に取り組む必要があるセキュリティ対策を解説した「中小企業等担当者向けテレワークセキュリティの手引き(チェックリスト)」を公表したもの。

同資料では、テレワークの方法や想定される脅威について解説。対策を行う上でのチェックリストを用意した。予算やセキュリティ体制が必ずしも十分ではない中小企業なども想定。優先度の考え方や、設定例なども収録している。またオンライン会議で利用されることの多い「Cisco Webex」「Microsoft Teams」「Zoom」について、安全に利用できるよう各製品ごとに設定のチェックリストを用意した。

これら資料は、総務省のウェブサイト「テレワークにおけるセキュリティ確保」よりPDFファイルにてダウンロードすることができる。

(Security NEXT - 2020/09/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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