Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Apache Solr」に脆弱性、設定ミスが重なるとRCEのおそれも

オープンソースの全文検索システム「Apache Solr」の脆弱性が明らかとなった。7月に公開された「同8.6.0」にて修正済みだという。

バックアップや復元、削除が行える一部APIにおいて、ロケーションのパラメータを検証しない脆弱性「CVE-2020-13941」が明らかとなったもの。ユーザーによって、アクセス可能な任意のロケーションより、読み込みや書き込みが行われるおそれがある。

「Windows」においてSMBのパスを指定することが可能で、ネットワーク上から別の「SolrCore」に復元して検索インデックスが漏洩したり、インデックスデータを置き換えられる可能性がある。

またSMBを通じた攻撃により、OS利用者のLMハッシュやNTLMハッシュが漏洩したり、システムの設定に問題があるとSMBリレー攻撃によって、SMBの共有でユーザーのなりすましが行われたり、リモートでコードを実行されるおそれがあるという。

米国立標準技術研究所(NIST)の脆弱性データベース「NVD」では、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアが「8.8」、「高(High)」とレーティングされている。

同脆弱性は、7月にリリースされた「同8.6.0」ですでに修正済みとしており、ロケーションパラメータを信頼できるパスに制限したり、Windows UNCパスを使用している場合にリモート接続を制限するといった対策を講じたとしている。

(Security NEXT - 2020/08/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

HPEのライセンス管理製品に認証回避の脆弱性 - 修正版が公開
NVIDIAのネットワークOSに複数の脆弱性 - アップデートが公開
AIエージェント「MS-Agent」にプロンプトインジェクションの脆弱性
ウェブフレームワーク「Qwik」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開
JetBrainsの複数製品に脆弱性 - 「Hub」ではクリティカルも
ブラウザ「MS Edge」にセキュリティ更新 - 脆弱性3件を修正
「Langflow」にプロンプトインジェクションによるRCE脆弱性
「PTXシリーズ」搭載の「Junos OS Evolved」に深刻な脆弱性
ゼロデイ攻撃による「Cisco SD-WAN」侵害を確認 - 米当局が緊急指令
UIライブラリ「Swiper」に深刻な脆弱性 - 利用アプリは注意