機微情報の取扱基準示す「TLP」のガイダンスに日本語版
FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)は、「TRAFFIC LIGHT PROTOCOL(TLP) FIRST Standards Definitions and Usage Guidance - Version 1.0」の日本語版を公開した。
同資料は、機微情報を適切な組織や関係者で共有するための基準を示す「TLP(Traffic Light Protcol)」について、定義や利用方法、注意事項など取りまとめたもの。
FIRSTのTLP SIGは、「TLP」の定義を取りまとめており、インシデント対応における標準化の推進や情報の共有を促進する一環として同資料を提供しているが、今回あらたに日本語版を公開した。
日本語版は、JPCERTコーディネーションセンターが翻訳を担当。公開にあたってはNTT-CERTおよびPanasonic PSIRTがレビューに協力した。
(Security NEXT - 2020/08/19 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「MS 365」のログ活用、脅威検知分析を実現する資料 - 米当局
北朝鮮による暗号資産窃取に警戒を - 日米韓が共同声明
「情報セキュリティ白書2024」が発売 - PDF版も提供開始
金融庁、セキュリティガイドラインや監督指針の改正でパブコメ実施
AIシステムの安全な実装運用に向けたガイダンスを公開 - 米政府ら
産業制御システムのインシデント対応に必要な機能を解説した手引書
Ivanti製品の侵害、以前のツールでは検証回避のおそれ
経営者が想定すべきインシデント発生時のダメージ - JNSA調査
スマート工場のセキュリティ対策事例 - IPAが調査報告書
「情報セキュリティ白書2023」を7月25日に発売 - PDF版も公開予定