Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

産業制御システムのインシデント対応に必要な機能を解説した手引書

JPCERTコーディネーションセンターは、産業制御システムにおけるインシデント対策を支援する資料「制御系SIRTの機能を備えるための手引き」を公開した。

同資料は、産業制御システム(ICS)も対象としたインシデント対応体制を整備する際のノウハウをまとめた手引書。ICS特有の事情を考慮し、備えるべき能力や必要な要件などを整理している。

さまざまな業種における製造業のICSセキュリティ担当者が参加するコミュニティにおいて、実務者目線から検討し、知見を取りまとめた。執筆にあたり20社以上、のべ35人以上の関係者が参加している。

さまざまな産業制御システムが存在するが、執筆内容については同コミュニティの範囲に留まり、すべてを網羅しているわけではない点に注意が必要。同センターでは必要に応じてアップデートしていく予定。

(Security NEXT - 2024/03/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

米親会社委託先にサイバー攻撃 - 希少疾患の製薬会社
未使用でも影響、7月修正の「IEゼロデイ脆弱性」 - 遅くとも5月に悪用
2Qはインシデントが約8.5%増 - フィッシングが増加
アカウント管理システムに侵害の痕跡、個人情報が流出 - 伊藤忠丸紅鉄鋼子会社
Dockerエンジンの認証プラグインに脆弱性 - CVSSは最高値だが悪用可能性は低
「BIND 9」にアップデート - DoS脆弱性4件を修正
Chromeのアップデートが公開 - セキュリティ関連で24件の修正
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性8件を修正
ブラウザ「Chrome」にアップデート - セキュ関連で10件の修正
特権アクセス管理製品「Symantec PAM」に複数脆弱性 - 「クリティカル」も