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「iOS 13.6」「iPadOS 13.6」が公開 - 脆弱性29件を修正

Appleは、同社スマートデバイス向けに最新OSとなる「iOS 13.6」「iPadOS 13.6」をリリースした。

今回のアップデートは、カーネルに関する脆弱性3件や「WebKit」関連の脆弱性8件など、CVEベースで29件の脆弱性に対処したもの。オーディオの処理に関する脆弱性4件のほか、「Wi-Fi」や「Safari」「メッセージ」「メール」「Bluetooth」などの脆弱性を解消した。

同社は今回のアップデートとあわせて、「iOS 13」へアップグレードできないデバイス向けに「iOS 12.4.8」をリリースしているが、CVEベースの脆弱性に対する修正は含まれていないという。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2019-14899
CVE-2019-19906
CVE-2020-9862
CVE-2020-9865
CVE-2020-9878
CVE-2020-9885
CVE-2020-9888
CVE-2020-9889
CVE-2020-9890
CVE-2020-9891
CVE-2020-9893
CVE-2020-9894
CVE-2020-9895
CVE-2020-9903
CVE-2020-9907
CVE-2020-9909
CVE-2020-9910
CVE-2020-9911
CVE-2020-9914
CVE-2020-9915
CVE-2020-9916
CVE-2020-9917
CVE-2020-9918
CVE-2020-9923
CVE-2020-9925
CVE-2020-9931
CVE-2020-9933
CVE-2020-9934
CVE-2020-9936

(Security NEXT - 2020/07/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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