Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「サイバー攻撃疑似偵察サービス」を開始 - NEC SI

NECソリューションイノベータは、サイバー攻撃者の視点で、公開情報などにリスクが存在しないか調査し、リスクや対策についてレポートを提供する新サービスを開始した。

「NEC サイバー攻撃疑似偵察サービス」は、攻撃手法を検討するため、インターネット上の公開情報などもとにサイバー攻撃者が行う偵察活動を同社が疑似的に実施、潜在的なリスクや対策を提示するサービス。

具体的には、公開されているドメイン情報やサーバ、アカウント名、メールアドレスなどの基本情報を調査。インターネット上に公開されている情報のなかから、サイバー攻撃の足がかりとなる情報が含まれていないか、攻撃者の視点から分析する。

またリスクがあると判断したサーバについては、攻撃者の視点からセキュリティ対策上の問題点を洗い出し、必要な対策を取りまとめ、報告書として提供する。

価格はドメイン数2件、サブドメイン数20件、IPアドレス数20件の場合で110万円から(税別)。同社では今後3年間で1億円の売上げを目指してサービスを展開していく。

(Security NEXT - 2020/06/23 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も
AppleやGladinet製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性
「Node.js」のアップデート、公開を延期 - 週内にリリース予定
「macOS Tahoe 26.2」で脆弱性47件を修正 - 「Safari」も更新
「Chromium」ゼロデイ脆弱性、Macに影響 - 米当局が注意喚起