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HTTPサーバ「HFS」にDoS攻撃受けるおそれがある脆弱性

「Windows」向けに提供されているオープンソースのHTTPサーバ「HFS(HTTP File Server)」にリモートより攻撃が可能となる脆弱性が明らかとなった。

「同v2.3m Build 300」において、仮想ファイルや仮想フォルダを利用している場合に、細工したリクエストによってバッファオーバーフローが生じ、クラッシュする脆弱性「CVE-2020-13432」が明らかとなったもの。

脆弱性の悪用に認証などは必要なく、サーバへアクセス可能な攻撃者によって、リモートよりDoS攻撃を受けるおそれがある。

セキュリティ研究者が発見、報告したもので、調整のもと、開発者は脆弱性を修正したリリース候補版「同2.4 RC1」をリリース。これを受けてセキュリティ研究者は脆弱性の「実証コード(PoC)」を公開している。

(Security NEXT - 2020/06/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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