Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

HTTPサーバ「HFS」にDoS攻撃受けるおそれがある脆弱性

「Windows」向けに提供されているオープンソースのHTTPサーバ「HFS(HTTP File Server)」にリモートより攻撃が可能となる脆弱性が明らかとなった。

「同v2.3m Build 300」において、仮想ファイルや仮想フォルダを利用している場合に、細工したリクエストによってバッファオーバーフローが生じ、クラッシュする脆弱性「CVE-2020-13432」が明らかとなったもの。

脆弱性の悪用に認証などは必要なく、サーバへアクセス可能な攻撃者によって、リモートよりDoS攻撃を受けるおそれがある。

セキュリティ研究者が発見、報告したもので、調整のもと、開発者は脆弱性を修正したリリース候補版「同2.4 RC1」をリリース。これを受けてセキュリティ研究者は脆弱性の「実証コード(PoC)」を公開している。

(Security NEXT - 2020/06/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性