海外拠点経由の不正侵入で情報流出、内部横展開も - NTTコム
NTTコミュニケーションズが不正アクセスを受け、一部サービスの法人顧客情報が外部へ流出した可能性があることがわかった。海外拠点経由で侵入され、サービス向けのネットワークや社内ネットワークに攻撃が横展開されたという。
同社では5月7日に社内にある「Active Directory(AD)サーバ」で5月7日に遠隔操作を試みる不正なログを把握し、不正アクセスを発見。外部に情報が流出した可能性があることを5月11日に確認した。
同社サービス「Bizホスティングエンタープライズ(BHE)」や「Enterprise Cloud1.0オプションサービス(ECL1.0)」を運用するサーバや、異なるネットワークセグメントにある社内「ADサーバ」などへ攻撃を横展開するいわゆる「ラテラルムーブメント」が行われたという。
現時点で、サービスに関する工事情報621社分が外部へ流出した可能性があることを把握しており、同社では他サーバに対する影響など調査を進めている。ただし、個人顧客の情報流出については否定した。
(Security NEXT - 2020/05/28 )
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