Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

複数OSで利用環境分離する「Hysolate」 - アズジェント

アズジェントは、イスラエルHysolateが開発した複数OSをクライアント上の分離した環境で稼働できるハイパーバイザー製品「Hysolate」を5月18日に発売する。

同ソリューションは、クライアント上で複数のOS環境を起動し、シームレスに操作できるソリューション。

社内システムと、マルウェアの侵入経路となりうるインターネットへ接続するシステムを、クライアントのハイパーバイザー上の独立した環境で稼働させることが可能。画面の切り替えなど行うことなく、両システムの画面を同時に表示できるほか、コピー&ペーストやスクリーンショットの制限なども行える。

価格はオープン。参考価格は、1000ユーザーに導入した場合、1端末あたり3万7000円から。初年度に5億円の販売を目指している。今後は同社が取り扱う「Votiro Disarmer」との連携なども進めていく。

(Security NEXT - 2020/05/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「IaaS」や「PaaS」上の設定不備を診断するサービス
警察庁が開発した「Lockbit」復旧ツール、複数被害で回復に成功
NICT、2023年度サイバー防御演習「CYDER」の受講者募集を開始
米政府、ランサムウェア「ESXiArgs」の復旧ツール - 十分理解して使用を
AWS向けFWマネージドサービスの国内展開を開始 - パロアルト
サイバー防御演習「CYDER」の受講申込受付を開始 - NICT
セキュリティ技術者を育成する学習プラットフォームを提供 - CDI
攻撃ルートや対策効果を可視化するサービス - NEC
脆弱性管理に対応した監視仮想アプライアンス
クラウド型のウェブ閲覧環境分離サービス - 高リスクサイトだけの利用も